実店舗 × オンラインストアのポイント連携:
POS連携によるOMOとそのメリット
昨今はオンラインストアの普及・発展によりオンラインショッピング市場は年々成長傾向にあり、実店舗との併売が当たり前の時代となりました。時間や場所にとらわれず、運用コストも低いオンラインストアは強力な購買戦略であると同時に、ブランドイメージの構築やお客様との対面での関係値の構築が可能であり、商品を直接手に取ることができる実店舗はオンラインストアと並行して展開される大きな要素でもあります。近年ではコスト削減のために基本的にオンライン限定で展開しつつ、期間限定のポップアップ等で実店舗を構えることも一般的であり、両者を並行して展開しながら、売上を最大化させることが重要です。
そんな中双方に送客を行いながら、オンラインと実店舗の垣根を越え、多くのお客様を迎え入れる戦略として「ポイントシステムの共通化」が存在します。以降ではeasyPointsのポイントシステムを一元化するメリットと、連携方法の概要をご紹介いたします。
ポイントシステムにおけるOMOのメリット
「OMO = Online Merges with Offline」とは近年スマホ文化の普及やオンラインストアコンテンツの増加によって生まれた概念であり、一般的にはオンラインとオフラインの融合を指します。店舗受け取りや自宅配送、在庫や顧客データの共通化などの比較的シンプルなものから、オンライン登録に基づく顔認証による完全自動、無人のお会計システムに至るまで、大小様々な試みにより壁を打ち破り、快適な購入体験の実現やシステムの最適化が図られています。
easyPointsにおけるOMOとは
easyPointsにおけるOMOとは、「オンラインとオンライン双方で獲得、利用が可能な共通ポイントシステムの実現」を指します。双方でポイントが機能することにより単純な会員人数の増加のみならず、オンライン、オフライン間でのお客様の行き来も促進され、双方のあらゆる施策への参加率の上昇による効果の底上げが期待できます。二次的な利用の幅も大きく、会員ランク限定のプレゼントを実店舗で実施したり、オンライン限定のキャンペーンを店舗でも告知したりと、工夫によりさらに行き来を加速させることもできます。
easyPointsでは118,000店舗以上での導入実績を誇る「スマレジ」、Shopify独自のPOSシステムである「Shopify POS」との連携をサポートし、それぞれのPOSシステムでのお会計時に、オンラインストアと同じように自動でポイントが貯まったり、貯まったポイントを使用できるシステムを実現しています。以降ではそれぞれの詳細を解説いたします。
連携アプリ「Smapify」によるスマレジ連携
弊社開発のアプリ「Smapify」は、Shopifyとスマレジ間で在庫、商品、注文、顧客、ポイント(easyPoints)の連携が可能なアプリであり、ポイント連携の機能を使用することでポイントシステムのOMO化が可能です。
スマレジとの連携の詳細と活用方法
SmapifyはスマレジPOSに存在するポイント管理機能と、easyPointsのポイントシステムを繋げ、各プラットフォームの顧客とそのポイント残高の相互連携を実現します。双方のプラットフォームで同じようにポイントを獲得、使用することが可能となり、さらに顧客連携によって新規のお客様もリアルタイムで双方に連携されます。スマレジ内の操作も非常に単純なため、大変スムーズかつ簡単なステップで利用的な環境を導入可能です。
もちろん、各プラットフォームの機能はフルに活用が可能であり、種別を問わずポイントの変動はすべて連携されますので、注文以外の獲得でも心配いりません。easyPointsの各種特典機能やキャンペーンの効果も存分に発揮できますし、スマレジ側で手動で還元率を同じ値に変更することで、同時にキャンペーンを開催したりといったことも可能です。さらにスマレジ側では店舗単位での設定になりますので、ポップアップや新店などでポイント還元率を期間限定で上昇させ、より多くのお客様を誘引することも可能です。こうしてたくさん付与したポイントたちは、実店舗でもオンラインでもお買い物に使用できますので、これまで以上に使用率とそれに伴ったリピート率が向上することも予想されます。
Smapifyを中心とした総合的なOMOの実現
Smapifyでは、ご希望に応じて在庫や注文の連携なども使用可能であり、ポイントシステム以外のOMOも同時に導入できます。使用する機能による料金の差はございませんので、使いたい機能のみをピックアップして実装可能です。更に弊社開発の「easyMobile」サービスのご利用で会員証を備えたアプリを導入することも可能であり、店頭での会員照会やポイントの確認も非常にスムーズにご案内が可能となります。easyPointsとともに弊社のサポートスタッフがご案内させていただきますので、問い合わせ先の分散も防ぐことが可能です。
※ Smapifyによるポイント連携のご利用にはスマレジのプレミアムプラスプラン以上への加入が必要です。
拡張機能を用いたShopify POSとの連携
弊社開発のアプリ「Smapify」は、Shopifyとスマレジ間で在庫、商品、注文、顧客、ポイント(easyPoints)の連携が可能なアプリであり、ポイント連携の機能を使用することでポイントシステムのOMO化が可能です。Shopifyが提供しているShopify POSは、iOSまたはAndriodのアプリを介してShopifyの商品や顧客のデータを実店舗へ連携するサービスです。専用アプリのインストールとログインのみで端末からShopifyの情報へのアクセスが可能なため、別途データの移行や登録作業などが一切必要なく、非常に簡単に設定が可能です。POS内で作成された注文に対してはeasyPointsで設定している還元率に基づいて自動でポイントが付与され、ポイントの利用もアプリ内の操作で簡単に適用可能です。連携アプリ等を経由せず直接Shopifyストアと連携しているため、Shopifyストアをそのまま端末で操作しているような感覚で販売が可能ですが、スマレジと比較した場合には機能面で多少の制限があり、特に外部決済システムとの連携に関してはShopify POSでは直接の連携はできず、別途管理が必須となっております。
お手軽に導入できるシンプルなシステムのため、複雑な決済システム等が必要ないポップアップなど期間限定の催事や小規模な運営には大変向いており、ポイントシステムもフル活用可能です。
※ Shopify POSの詳細はShopifyの専用サイトよりご覧ください。
※ Shopify POS内でのポイント関連操作についてはこちらのリンクよりご覧ください。
連携方法の比較
Shopify POSはShopifyの拡張機能のようなイメージであり、比較的安価でOMOが実現できるものの、機能には制限があります。対してスマレジとSmapifyの組み合わせの場合にはポイントのOMOにとどまらず、複数店舗管理やポイント以外の情報のリアルタイム連携など、実店舗のオペレーション全体を効率化する様々な機能が存在します。
そのため、比較的小規模な運用でポイントを中心にシンプルに利用されたい場合にはShopify POS、多彩な機能による高度な管理やスムーズなオペレーション、ポイントを含めた総合的なOMOをご希望の方にはスマレジ + Smapifyが推奨されます。
※ Smapifyご利用料金の詳細はSmapifyのHPよりご覧ください。
まとめ
ポイントシステムのOMOは、いつでもどこでもポイントの獲得・利用が簡単にできる環境を実現することで、実店舗とオンラインストアの垣根を超えて様々なメリットを呼び込みます。easyPointsでは2種類のPOS連携により、実店舗を運営されている全てのストア様において適切なOMOを実現し、ポイントシステムのメリットを最大化させます。今後実店舗展開を検討されている方やポイントシステムのOMOにお悩みの方はこの機会にぜひご検討ください。
運用のご相談や機能のお問い合わせは弊社サポートまでお気軽にご連絡ください。今後ともeasyPointsをご愛顧のほど、何卒よろしくお願いいたします。
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