easyPoints x Shopify Flow
豊富な拡張機能や利用方法の紹介
easyPointsはShopify Flowとの連携にも対応しており、外部アプリとFlowを介して接続することでよりその機能を拡張することができます。この記事ではFlow連携を用いて実現できる内容の一例をご紹介いたしますが、 現在Shopify上の様々なアプリがFlowに対応しておりますので、記載している以外にも様々な連携が可能ですので、ぜひ参考にご覧ください。
※ Flowを介しての連携ではeasyPointsのみではなく、接続先のアプリの仕様によっても実装の可否や内容が異なる場合がございます。ご利用の際には必ず双方のアプリを用いた事前検証を行なってください。
目次
easyPoints x Shopify Flow: 豊富な拡張機能や利用方法のご紹介
Flowとは?
Shopify Flowとは2017年にShopifyによって開発されたオートメーションアプリであり、Shopify上の様々な処理を自動化することができます。料金も完全無料と、導入のハードルが大変低いことも魅力の一つです。基本的なフローの構造は以下のようになります。
フローの開始のきっかけとなるアクション
トリガーによってフローが開始された後に分岐を行う条件付け
設定した内容に応じてフローが分岐し、異なるアクションを設定することができます
Flowによって自動で実行される処理
上記条件を自由に設定することで、いつ、どのようなアクションがあった際に、そのような対象に、どのような操作を行うか、といった内容を全て自動化することができます。
タグ付けによってお客様を詳細にセグメントわけしたり、外部アプリのアクションに応じてポイントを付与したり、一定額以上の注文をしたお客様に感謝のクーポンやポイントを送付したり、その拡張性能は無限大です。
近年ではFlow連携に対応しているアプリも増加傾向にあるとともに、Shopify側のアップデートの影響もあり、その利便性はさらに向上しています。
自動化のメリットは?
Shopifyには膨大な機能がありますが、お客様の数が増えるほど、注文数が増えるほど、管理にかかるコストは増加していきます。当然それらを自動化できる、というのは効率の面で非常に便利ですが、Flowの特徴は「それがShopifyだけに留まらない」といったところにあります。Flow対応のアプリであれば様々な形でShopifyやアプリ同士での連携が可能であり、非常に広い範囲での自動化と業務の効率化が可能です。
例えばeasyPointsは非常に頼もしいツールですが、お客様にポイントの存在や、実際どれくらいお得なのかといったことを知っていただけない場合、その効果が出にくいケースもございます。
知らずのうちにポイントを獲得していたが、知らずに失効していた、などといった勿体無いケースを減らし、なるべく多くのポイントをストアの売り上げに直結させていくために、「通知」を届ける媒体へお客様を誘導し、適切な頻度・内容で通知を行うことは非常に重要なマーケティング戦略となります。
ただ、毎日増えていく膨大なお客様を手動で管理・配信していくのは骨の折れる作業です。こういった作業を全て自動化しながらも、変数によってパーソナライズ効果を維持することができること、そしてFlow対応アプリ間での柔軟な接続がFlowの最大の魅力です。
当然、通知以外にも様々な活用方法がございますので、ぜひ記事を最後までご覧いただき、Flow活用の第一歩を踏み出してみてください。
Flowで利用可能なeasyPoints要素
ポイントの変動があった際にフローを起動させるアクションです。ポイントの付与や差引、ありとあらゆるポイント変動をきっかけにフローを開始できます。
アクションにShopifyや外部アプリの様々な機能を割り当てることで、ポイントの変動とその内容に応じた様々な自動アクションをプログラムすることができます。
お客様のポイント残高をFlow経由で変動させるアクションです。LINE連携の設定など、外部アプリのトリガーと接続することでeasyPoints単体では対応できない特殊な状況下での特典ポイントの付与などを実装できます。
フローの構築と実現できる内容の例
1. ポイント獲得LINE通知の送信(例: CRM PLUS on LINE)
ポイント変動時に様々なアプリ上のアクションを起動できます。今回は例としてLINE通知と、その中に各種パーソナライズされた情報を追加する方法をご紹介します。
トリガー: Point Balance Update
条件: Point Valueが0より大きい
アクション: LINEでTextメッセージを送る
使用する変数: Point Value, Expires At, Point Balance
トリガーと条件によって正のポイント変動(獲得)は発生した際に自動でフローが開始され、LINEメッセージが送信されます。アクション内の本文、「変数を追加」より、各種トリガー変数を追加可能です。
以下が設定内容と送信されるメッセージの例になりますが、残高、有効期限、変動した値を明記することでお客様の購買意欲をより強く促進できます。
変数が挿入できるかどうかはアプリによって異なりますが、変数挿入が可能なアプリとの連携であればこのように各種変数を自在に盛り込むことができます。
2. LINE連携時の特典ポイント付与(例: CRM PLUS on LINE連携)
様々な外部アプリのアクションに自動ポイント付与が設定できます。ここでは例としてCRM PLUS on LINEにおけるLINE連携の完了を紹介いたします。
トリガー: Point Balance Update
条件: Point Valueが0より大きい
アクション: LINEでTextメッセージを送る
使用する変数: Point Value, Expires At, Point Balance
フローはLINE連携完了時に自動で起動し、easyPointsのAdjust Points Balanceによって設定したポイント数が自動で付与されます。再連携時の重複付与を避け、一度のみの付与にするために付与完了時にそれを識別するためのタグをアカウントに追加し、ポイント付与アクションの前にタグの有無(すでに受け取っているかどうか)をチェックしています。
3. 誕生月のセグメント作成用のタグを付与する
easyPointsのお誕生日特典では入力いただいた日付データをお客様のメモに登録し、そちらを用いて毎年特典ポイントを付与します。
ストアによっては日毎の特典以外にも月毎のメール配信や特別クーポンなどを追加で行いたいケースや、単純にセグメントで状況を把握されたいケースなどもあるかと存じますが、そういった場合にはFlowにより自動化が可能です。
※誕生日特典が有効な場合のみ使用可能です。
トリガー: Customer created
条件: Noteが以下を含む -01-
アクション: Add customer tags 1月
条件分岐を12通り作成し、01~12までの月分を作成します。
これによりお客様が会員登録をした際に、登録されたお誕生日情報をもとに月毎のタグを付与できます。
まとめ
上記のようにShopify Flowを活用することで様々なアクション、通知などを自動化することができます。場合によっては外部アプリやShopifyなどと組み合わせることで非常に複雑な内容を全て自動化したり、日々の業務を大きく改善したり、マーケティング施策のための準備を効率化したり、様々にご活用いただけます。
Shopifyからのアップデートで新機能が追加されることも珍しくはなく、easyPoints側でも今後更なるアップデートを検討しております。
Flowの更なるご活用で、快適なストア運営を実現しましょう。
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